石川県木「木当(アテ)」と呼ばれる「能登ヒバ」は石川県独特の造林樹種で、能登半島で広く造林されています。
その「能登ヒバ」だけを原料にして作られたのが香り ASUNAROです。
独特の強い香りがあります。
天然としては極めて珍しい抗菌成分=ヒノキチオールを多く含んでおり、防虫・除菌・抗菌効果があるので、腐りにくく高い耐久性があり、住宅の土台に用いられています。
また、リラックス効果が認められており消臭・芳香・入浴にも有効で、嫌な臭いを消し去り、心地よい香りが残ります。能登では、葉の抗菌性を利用して、刺身や蕎麦の下に敷いています。
銘木百選 「木当(あて)」
能登地方に広く植林されているアテの元祖
樹種はヒノキアスナロ。
樹齢800年、幹周4.0m、樹高27m。アテの木は能登の山林に広く植林されて、住宅用材や輪島塗の素地として用いられているが、このアテの木はその元祖と言われている。
石川県指定天然記念物。
この木は輪島市門前町浦上の泉康一さんの裏山にあります。
(泉さんもこの活動を応援してくれています。)
新日本銘木百選に選ばれた木当(アテ)の元祖
泉康一さんの裏山から切り出した能登ヒバを直接仕入れて、それを自分たちでチップ化しています。
作り方
① 原木を粉砕してチップ状にする。
② 蒸留釜で蒸して、蒸留水と精油を集める。
③ 蒸留水をベースに精油を加える。
山に捨てられる能登ヒバを使って、人が喜ぶヒバ製品を作る。
そうすれば、山で生きた樹木が最後まで役に立って喜んで一生を終える。
材を伐り,引き出す労力に対しても正当な対価を支払います。
そして、
そのヒバを細かく砕いたり、蒸留したり、容器に詰めたり、ラベルを貼る作業を、
お年寄りや障害者の力でまかなう。
あえて自動化せずに、人手で楽しみながら製品化の作業を行います。
地域の材を使って、地域に仕事を生み出して、消費者には喜んでもらう。これが私たちの夢。